うつわと手仕事の店 研

糸島てしごと
糸島てしごと

うつわと手仕事の店 研(うつわとてしごとのみせ けん)

住宅街の中に佇む「うつわと手仕事の店 研」。陶芸家・敦賀研二さんの工房 兼 ギャラリーと、奥様のセンス溢れる目利きによる全国のクラフト作家の作品を扱うセレクトショップを併設している。立派な梁が支える築60年超の民家を改装した店内は、敦賀さんの作品と絶妙にマッチしている。

Passion なぜ作家になったのか。

大学中退し27歳で小石原焼の師匠に弟子入り。陶芸家としての道のりが始まった。
思えば、高校の授業の中で珍しい陶器コースを専攻、土の感触や形を変えていく工程が面白いと当時感じていた。その後すっかり忘れていたが、ある陶芸家の話を聞いて「なんとなく自分でもできそうかなぁ、と思っちゃったんですよ」。
師匠の工房に住み込みで学ぶも、当初から5年間の約束。自身の活動場所を探している中、たまたま「糸島おもしろいよー」という話を聞いたのがきっかけで、糸島に「研窯」を開くことになった。訥々とつまびらかに話をする敦賀さん。飾らない人柄が作風にも表れている。

Itoshima Ism 作品を通じて、日々の生活の中に”糸島”を。

「一つの用途ではなく、色々な場面で使ってほしい」。
代表作の鉄釉土鍋は、鍋の縁を工夫することで鍋だけではなく大皿としても使える。
急須のつまみが傾いているのは、「片手で注げて便利でしょ?」。確かに!!目からうろこの発想。「色、形、日常での器の使い方。お客さんの反応を見ながら、年にいくつか新作を作っています」。派手ではなく、寄り添うように日々の生活に溶け込む敦賀さんの作品たち。手に持てばしっくり馴染む。間違いなく食卓での出番は多そうだ。

For The Future 将来に向けて。

敦賀さんは、糸島の土地で活動する若手有志と共に「糸島クラフトフェス」を立ち上げた。発起人全員が作家活動を始めて2,3年目の若手、かつ移住者。外からの視点を持ち合わせ、自分たちらしく「純粋にクラフトだけ集めてやりたかった」。喧々諤々、実行委員はものすごく大変だった。しかし最近「糸フェスに憧れて」と、新たにモノづくりに取り組む若い人の話を聞くと、「本当にやってよかったとしみじみ思う」。
2008年の第1回から10年間クラフトフェス実行委員として携わったが、現在はいち出展者。「参加するのが純粋に楽しい!」と笑顔で答えてくれた。今後も糸島で活動したいと思う若手作家が増えることを願っているとのこと。こんな先輩がいる糸島はすてきだなと思わせてくれる一言だった。

Career 経歴

1970年:大阪生まれ
1997年:小石原焼 福島善三氏に師事
2002年:独立し、研窯を開く
2008年:第1回糸島クラフトフェス実行委員会を立ち上げる
2011年:現在地に移転し、「うつわと手仕事の店 研」を開く

▼メディア出演、展示会・イベント出展情報
2008年より開催している「糸島クラフトフェス」に、毎年出展

Information 工房・アトリエ・ギャラリー情報

所在地:福岡県糸島市志摩初232
アクセス:JR筑肥線の筑前前原駅からタクシーで約10分
電話番号:092-327-2932
営業時間:11:00~17:00
店休日:火曜日 
公式HP:https://www.kengama.com/

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