Corriedale

沖永さんと泉田さんの女性二人で作る、羊毛フェルト創作ユニット・コリデール。
糸島の木工作家カントリーチェアさんとのコラボ作品・羊のオブジェ、紡いだ糸を使った編みぐるみ、羊毛フェルトを使ったバッグやマフラーなど、羊毛の持つほんわりした温かみは共通ながら、全く異なる質感を持つ作品たち。これが同じ羊毛からできているとは驚きだ。カラフルな色、独創的な形、固定概念にとらわれない自由な発想で、羊毛から様々な作品を生み出している。

なぜ作家になったのか

「きっかけは、2000年のニュージーランド(NZ)10日間の珍道中!」と二人は顔を見合わせて笑う。福岡市内で糸紡ぎ教室に通っていたが、教室の先生と共に羊で有名なNZに視察兼旅行に行くことに。そこで羊毛の更なる魅力に開眼!一気に二人の距離も縮まり意気投合した。当時はまだ日本ではあまり知られていなかったニードル針を使ったフェルトなど、編み物以外にも様々なものが作れることを知り、夢中になった。英語の本を見ながら試行錯誤をするうちに、「二人だったらどうにかできそうかな」という思いに至る。2006年夏に糸島に工房を構え、本格的に羊毛フェルト創作ユニットとして活動することになった。

作品を通じて、日々の生活の中に”糸島”を

フェルトの季節が終わった4月位から新作作りに取り掛かる。ベーシックな色味から遊び心ある色。一見、目を引くデザインでも、軽くて保温性があり実用的。どれも日々の暮らしに素敵なエッセンスを添えてくれる作品たちだ。
夏の間、ひたすらに作品作りに励み、秋の「糸島クラフトフェス」等でお披露目する。作業はかなりハードだが、工房から見える海・空・可也山を眺めることでほっと一息つける。工房を囲む木々や草花で四季を感じながら作品を作るという。
「糸島クラフトフェス」とは、糸島で創作活動をする様々なジャンルの作り手が一堂に会する場。期間中2万人ほどの来場者があり、多くの人に愛されているイベントだが、出展する側の作家にも大切な場所である。糸島の人たちのやさしさ、何よりも工房仲間との出会いは二人の創作意欲を高めてくれるという。
ジャンルを超えて多くの作家が集まる糸島。糸島の自然環境や人とのつながりは、作家を惹きつける魅力の一つだと言えそうだ。

将来に向けて

「規模を大きくはできないけれど、元気なうちは続けていきたい」と話す二人。「家族の協力もあってこそ」だという。平日はそれぞれ自宅で小物を作り、週末に糸島の工房で大きめの作品を作る。バッグやマフラーを作るには、まず羊毛をフェルト化することが必要。曰く、「お湯で濡らしてゴシゴシ、いじめていじめぬく」と、糸が絡み合って固まり、フェルト化する。四つん這いの作業でかなりの重労働、一人では挫折してしまいそうだが、「二人だから続けられる」と、声を揃えて笑う。楽しいをモットーに創作を続ける二人。表情豊かな羊毛作品は、いつでも手に取る人の気持ちを和ましてくれている。

経歴

工房・アトリエ・ギャラリー情報

コリデールの作品は糸島市内のお取り扱い店で購入可能です。(工房は制作のみ)

店舗名:糸島くらし×ここのき
アクセス:JR筑肥線の筑前前原駅から徒歩約7分
電話番号:092-321-1020
営業時間:10:00~18:00
店休日:火曜日 

店舗名:いとしま応援プラザ
所在地:福岡県糸島市志摩初30
電話番号:092-334-2066
営業時間:10:00~18:00
店休日:月曜日

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